どうも!@ichitaroです。
今回のエントリーは、北海道恵庭市の珈琲きゃろっとさんから通販で購入したコーヒー豆 コスタリカ・アロマス の紹介記事です。
2018年(平成30年)9月6日3時7分に発生した北海道胆振東部地震では多くの方が被災し41人もの尊い命が失われました。ご冥福をお祈りいたします。
地震当日、震源地と揺れの大きかった地域を目にした時に真っ先に頭によぎったのが、震度5強を記録した恵庭市にある珈琲きゃろっとさんの事でした。
僕は毎月きゃろっとさんから「くるべさ」というコーヒー定期便を利用して、焙煎士である内倉さんおまかせの焙煎豆を送ってもらっています。
ふっくらとまんべんなく火の通ったコーヒー豆を毎月心待ちにしているのですが、さすがにこの地震で受けた影響は話題になった北海道電力のブラックアウトだけに留まらず、交通システムや物流網も相当の痛手を受けていたので、少なくとも9月の「くるべさ」は届かなくてもしょうがないと思っていました。
しかし幸いきゃろっとさんの店舗や什器類、従業員の方のご家族も含めて無事ということで、地震翌週の9/10には営業を再開したとのメールをいただきました。また、その後被災された方やボランティアの方達に出張でコーヒーを振る舞われるなど、精力的に営業を再開されているということで一安心したところに、9月の「くるべさ」が遅れることなく届きました。
珈琲きゃろっと コスタリカ・アロマスとはどんなコーヒーか?
早速封を切り、お豆さんとご対面です。
僕はこのコスタリカ・アロマスは2度目となるのですが、今回も色ムラなど一切なく均一にきれいな豆姿をみせてくれました。
袋を開けた時に立ち上がってくる香りがまた格別です。思わずニヤッとしてしまうのは僕だけではないでしょう。
ちなみに、このアルミの袋には焙煎後に豆から発生するガスを排出して、逆に外からの空気を通さない弁がついています。こうした気遣いも嬉しいところです。
ペーパードリップで抽出
今回も最初の一杯はペーパードリップで淹れてみます。
抽出のレシピは以下の通り。
- 豆の量 : 20g
- お湯の量 : 300ml(85-90℃)
- 抽出時間 : 120sec以内
- 抽出方法 : キャロット式(150ml抽出後、150mlたし湯する)
- ドリッパー : HARIO V60
ドリップスケールを使い、注ぐお湯の量と時間を確認しながら注いでいきます。
今回は新調したドリップ用ケトル「カリタ ペリカンポット1L」でじっくりと抽出していきます。ホーローのポットで淹れると心なしかお湯が柔らかい気がします。
コスタリカ・アロマスのお味は・・・?
はじめてこの豆を飲んだ時、「むっちゃ酸味が尖ってる!」と思ったんですが、飲み始めてから3日目、4日目と日が立つに連れ、舌が慣れてきたのか、豆が落ち着いてきたのか、口の中でフルーティーな酸味とクリーミーな後味がミックスされ、なんとも言えない美味しさに変わっていきました。
今回はどんな感じかと一口含んでみると、最初の時に感じた酸味の尖りはそれほど感じることなく、どちらかというとクリーミーさが全面に出てきた印象をもちました。
相変わらずフルーティーさは内包していて、豆を挽いた時にフワッと香るアロマがそのまま口の中で再現されるというか、香りと味が同じ線上にちゃんといる、というとイメージが湧くでしょうか?
味を表現するのは難しいですね。
きゃろっとさんの説明によると、この豆は「イエローハニー」というハニープロセスで乾燥しているそうです。「果肉を付けた状態のまま」乾燥させることで果肉の成分が生豆に浸透し、甘く特徴的なフレーバを持つコーヒーに仕上がるそうです。
珈琲きゃろっと
ライムやグレープフルーツのようなキャラクタがあり、クリーミーでミルクチョコレートのような甘いコーヒーです。アフターにはピーナッツのようなキャラクターも感じ、とても複雑なフレーバーを感じることができます。丁寧に作られた綺麗なコーヒーを、ぜひお楽しみください。
ちなみにきゃろっとさんの定期便はコーヒー豆だけでなく、商品説明のペーパーだったり、「珈琲道」というファイル形式のコーヒーに関する様々な知識や情報が書かれたペーパーが同梱されてきます。
たしか以前にはネルドリップ用のネルも送られてきました。
メールマガジンも頻繁に更新して送られてくるので、こうした豆さが多くのファンを獲得している理由のひとつでもあるんでしょうね。
「くるべさ」が毎月の楽しみに!
珈琲きゃろっとさんの定期便「くるべさ」は毎月違った焙煎したての豆が配達されてきます。
僕は今の所、2品コースということで220g × 2種類のコーヒー豆が毎月届きます。
くるべさ以外に気になる豆を追加で頼むこともでき、値段も通常よりかなり割引で購入できます。
今月は飲み切れないので一回お休みといった柔軟な対応もしてくれるということで、便利に利用させてもらっています。
自分の中でベンチマークとなる指標をつくることは大事な作業と捉えているので、今の所、僕のベンチマークはきゃろっとさんのコーヒーとなってます。
今回の紹介記事はここまで。
それでは、よいコーヒーライフを!
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