どうも!@ichitaroです。
フレンチプレスで淹れたコーヒーっておいしいですよね。
僕はオフィスワークの時にはボダムのトラベルプレスを使っておいしいコーヒーを楽しんでいます。
このエントリーではフレンチプレスとしてコーヒーを淹れるだけでなく、保温もできるタンブラーとして使えるボダム トラベルプレスを紹介しています。
使い始めた時に頭を悩ませるコーヒー粉の処分方法や洗い方についても写真つきで説明しています。
ボダムbodumトラベルプレスの特徴
ボダムbodumトラベルプレスとはどういった商品なのでしょう。
特徴

ステンレス製の二重構造のタンブラーにフレンチプレス用の金属フィルターがついた商品になります。
二重構造なのでコーヒーがなかなか冷めません。
持って歩く時には外周部の直径があるので手の小さい人は持ち辛いかもしれません。
しかしアクセントとなっているシリコンバンドにはbodumのロゴが刻印されており、それが滑り止めとなっています。
フィルターのついた蓋以外に、タンブラーとして使えるフィルターなしの普通の蓋もついてくるので、フレンチプレスとしてではなく、普通の保温できるタンブラーとして使うことも可能です。

製品バリエーション
僕の持っているのはステンレス製の0.35Lの商品でシリコン部分と蓋がブラックのものですが、シリコンと蓋が色違いのものや、プラスチック製の商品も用意されています。
ステンレスの色違いはこの4色。

プラスチック製はこんな感じ。

カラフルでデザインがちょっと垢抜けた感じがします。
社内では僕以外に使っている人を見たことないのですが、何度か「それフレンチプレスなんですか?」と声をかけられたことがありますので、見ている人は見ているようですね。
外観

フレンチプレスとして使う場合は、コーヒーの粉を入れお湯を注ぎ蓋をして4分待つことになるのですが、その時はこんな感じに蓋の真ん中から棒が一本、ニョッキと出ている姿となります。
使用方法
使用方法はいたって簡単。
荒挽きのコーヒー粉を入れて、熱いお湯を注ぎ、上の写真のように棒(プランジャーといいます)を上に引き上げた状態で蓋をして4分待ちます。
4分後に棒をゆっくりと下まで押し込むことで中の金属フィルターがコーヒー粉と液体を分離させます。コーヒー粉は下に沈み、フィルターを通った液体が上に来ます。
トラベルプレスは蓋に飲み口がついているので、このまま飲むことができます。

僕はこのまま飲むと熱すぎてコーヒーの味がよくわからないので、カップに注いで飲むことが多いです。
たまに会議や打ち合わせに持ち込むときなどは、このままタンブラーとして使うこともあります。
2重構造のステンレスのため、1時間くらいはアツアツのままのコーヒーが飲めます。
ちなみに公式の淹れ方としてBODUM社のサイトには以下のような説明が掲載されていますので参考にしてください。
― 使用方法 ―
BODUM社 公式サイトより引用
① 粗挽きに挽いた豆をトラベルプレスの中に入れます。豆の分量は、カップ1杯(120cc)に対して7gが目安。
② その上から新鮮なお水で沸かしたお湯(90℃~96℃)を注ぎます。
③ マドラーなどで軽く混ぜフタをのせ、4分ゆっくりと抽出します。4分後、プランジャーを押し下げて出来上がり。
④ コーヒ豆の風味をすべて封じ込めた味わい深いコーヒーが出来上がります。
僕はいろいろ試した結果、お初の豆の場合は16gで淹れてみます。その後プラスマイナス2gぐらいを調整するようにしています。
使って分かったこと
取扱がすごく楽!
淹れる時も、飲む時も、洗う時も、しまう時も、気を使うことなく扱えるというのが一番の利点ですね。
またフレンチプレスの他の製品ってほぼすべてに持ち手がついているのですが、トラベルプレスは持ち手がありません。
これが取り回しを良くしている理由なんでしょうね。
フィルターが1枚のみ!
また、ボダムの他のフレンチプレスにフィルターは3層構造になっているので、洗うのが若干めんどくさいのですが、トラベルプレスはメッシュの金属のみなので、洗う際の手間が少なくなっています。
横にしたらこぼれるよ!
飲み口にフタがついていますが、密閉式とはなっていませんので、横にしたら飲み口のフタの部分からこぼれてきます。
コーヒーを入れたままバックの中に入れるのはやめた方がいいよ。笑
利用シーン
このように取扱しやすいトラベルプレスなので、家の中で使うだけじゃもったいない。
さまざまなシーンで利用してみてはいかがでしょうか。
外出時
家でゆっくりと飲んでいる時間が無い時、粉を淹れてお湯を注いで4分経てば勝手に出来上がっているので、そのまま車に持ち込むなどが考えられますね。
ちょっと車で旅行に行く際など利用してみてはどうでしょうか。
オフィスワーク
僕の使い方は、ほぼこれ。
会社で仕事をする際にトラベルプレスを使ってスペシャルティコーヒーを飲んでいます。
だって缶コーヒーじゃ物足りないんですよ。
給湯室でドリッパーを使ってドリップコーヒーを淹れるのは、給湯室の専有時間が長くなってしまうのでちょっと気が引けます。
でもトラベルプレスであれば、給湯室ではお湯を注ぐ10秒ほどで済みます。その後は自分の席に持って帰って4分たつのを待つのみです。
給湯室で後から人が来た場合であっても、変に気を使うこともありません。
おじさんも社内ではいろいろ気をつかってるんです。笑
会議や打ち合わせの際に持ち込んでも普通のマグとそれほど変わりませんので違和感はありません。たぶん・・・
ただ、さすがにコーヒーのいい香りまでは消せないので、周りの人達がコーヒーを飲みたくなってしまうというコーヒーテロを引き起こすことにはなりますが・・・汗
また保温の効くタンブラーという機能を活かして、コンビニコーヒーを移し替えて使えばアツアツのコーヒーを長く楽しむことができますよ。
旅行・キャンプ
旅行に持っていくというのもいいですね。
現地で仕入れたコーヒー豆をホテルで飲むなんてのもいいですよね。
キャンプに行く際であれば、小型の手動ミルと一緒に持っていき、キャンプサイトでゆっくりとおいしいコーヒーを楽しむことができます。
冷めにくいというのが、アウトドアとの相性をよくしています。
洗い方
実は洗い方に悩む人が多いのがフレンチプレスの器具ではないでしょうか。
フレンチプレスの使い方を調べると淹れ方が簡単というのはよく見ますが、洗い方まで親切に教えてくれるサイトが少ないのです。
プレスして下に追いやったコーヒー粉の捨て方が一番の問題なんです。
流しに三角コーナーがあればそこに捨てればいいという説明が多いのですが、僕の会社の三角コーナーにつけてあるメッシュの水切りは網目が荒く、そのままではコーヒー粉がシンクに流れていってしまいます。
普段の洗い方
普段の洗い方はフタを開けてコーヒー粉を捨てることになります。
そこで僕のおすすめはこんな感じのストッキング上の水切りネットです。
これはセリアで見つけました。32枚入りで¥108です。

このネットの口を指を使って広げ、ここにトラベルプレスに残ったコーヒー粉を流し込みます。少し水を足して2,3回も流して上げればきれいにネットにコーヒー粉がはいります。

この水切りネットをカバンに忍ばせておけば、水道があるところであればコーヒー粉を捨てることができます。
今の所この方法がコスト的にも時間的にもベストと考えています。
他にいい方法があればコメントで教えてください。
粉を捨てたあとはフタ&フィルター部分と本体の2つのパーツをそれぞれ水で流して洗います。

フレンチプレスはコーヒーオイルが出ることがおいしい理由と言われますが、そのコーヒーオイルは当然フィルターやフタの部分に付着しています。
流水で流したくらいじゃ完全にはきれいになりません。
見た目わからなけど、凸凹した部分には微量に粉が付着していきますので、週一回は自宅に持ち帰ってよく洗うようにしています。
定期的なメンテナンス
普段使う分には水洗いと台所用洗剤で軽く洗って水を切っておけばよいですが、徐々にコーヒーの粉が付着して匂いがしてくるかもしれません。
定期的に煮沸消毒やパッキン部分を取り外して洗うなどのメンテナンスをするのがよいでしょう。

分解するといってもパーツはこの4点だけなので難しいことはありません。
プランジャーとフィルターはネジでつながっているだけなのフィルターを指で抑えて、プランジャーの棒をくるくると回せば簡単に外せます。
パッキンは柔らかいので引っ張ればすぐに外せますよ。
この写真でもわかるように、毎日水洗いしていてもパッキンは結構茶色くなっています。
写真を撮った後に念入りに洗っておきました。
適当に洗ってると酸っぱいコーヒーの匂いがしてくるので気をつけてね。
部品
毎日使うのでしばらくしたらパッキンやフィルター部分は交換が必要となってくるでしょう。
ボダム社の製品はスペアパーツがしっかりと用意されているので、消耗品は定期的に交換するようにすると長く使うことができますね。
交換パーツ一覧
トラベルプレス用に交換フィルターが用意されています。

僕はこのトラベルプレスがすっかりお気に入りです。
これで淹れたスペシャリティコーヒーは甘みがしっかり出るので、豆の素性を確認するのにも役立ってます。
結構愛着の湧く製品なので、長く使っていきたいですね。
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