どうも!@ichitaroです。
この投稿ははじめてのコーヒーミルとして最適な手挽き用のコーヒーミル「ポーレックスコーヒーミルミニ」のレビュー記事となります。
おいしいコーヒーを楽しむ一番の方法は、飲む直前にコーヒー豆を挽くことです。
粉で買ったコーヒーは1週間も経てば風味が飛んでしまい、どんどん酸化して酸っぱい胸焼けのするコーヒーになってしまいます。
できるだけ新鮮な豆を買ってきて、飲む直前に挽いて飲むためにはコーヒーミルが必要となります。
今回紹介するポーレックスコーヒーミルは、外見はステンレス製で見栄えもよく、所有欲も満たしてくれるデザインの商品です。
もちろんコーヒーミルとしての性能も必要十分なので、これから本格的にコーヒーを始めてみたいという人にはうってつけですよ。
ポーレックスコーヒーミルミニの特徴
使い方は簡単!
コーヒーを豆で買ってきてコーヒーミルで挽いて粉してからコーヒーを淹れる。
やったことがない人からすると、ちょっと敷居が高い印象があるかもしれませんが、実際にはそんなに難しいことではありません。
コショウや岩塩などもガリガリと両手で回してすりつぶして使うものがありますが、原理はアレと同じです。
実際に写真で見てもらった方が早いですね。
フタを外します。

コーヒー豆を入れます。

フタとハンドルをつけてクルクルと回します。

数回回したら粉受けを外し粉の大きさを確認します。(粗さを見て必要なら調整しましょう)

問題なければさらにハンドルを回します。
手応えがなくなったら粉受けを外します。

ドリッパーに粉を移します。

コーヒーを淹れます。

セラミック刃で風味を損なわない!

ポーレックスコーヒーミルはセラミック製の刃を仕様しています。
このコーヒー豆をすりつぶす刃の部分が金属だとコーヒー豆に金属臭がつくという話があります。
セラミックの場合はこうした匂いの不安がありませんので、より風味豊かなコーヒーが味わえるということになります。
また、セラミック刃は摩擦熱が少ないというです。すりつぶす時の摩擦熱もコーヒーの味の変化に影響するそうなので、この点でもこだわりを持つ人たちが選ぶ理由となっているようです。
さらにサビる心配もないので、長く使うことが考慮されています。
粒度の調整はネジ1つで簡単

粒度の調整はネジ1つで行います。
セラミック刃を取り付けるときに締め込むネジが粒度の調整も兼ねていて、一度、時計方向に回らなくなるまで締め込み、底から半時計方向へカチッ、カチッとクリック音を確認しながらセラミック刃のすき間を開けていきます。
このすき間の幅で粒度を調整しているのです。
ペーパードリップなら大体8〜12クリックの間で中細〜中粗挽きといったところです。
分解洗浄でコーヒーの味を損なわない!

コーヒーミルはコーヒーの粉をすりつぶしていくので、当然コーヒーの細かい粉で汚れます。
この汚れをそのままにしておくと、そのうち酸化して、酸っぱいコーヒーのイヤな匂いがしてきてしまいます。
こうなっては、せっかくの挽き立てのコーヒーもおいしくいただくことができませんね。
ですので、定期的な洗浄は必須となります。
僕は使い終わったときに軽くハケを使って粉受けや刃についた粉やチャフを落とすようにしています。
そして1~2週間に1度くらい分解して水洗いをするようにしています。
本体はステンレス、グラインダーはセラミック、調整ネジはポリプロピレンと水に強い素材ですので、簡単に水洗いが可能です。
分解も簡単。
調整ネジを外れるまで回すと、グラインダー部分を本体から取り外すことができます。
コーヒー豆はこう見えてたくさんの油分を含んでいます。
洗うときは食器用の中性洗剤と使うと汚れがよく落ちます。水洗いだけだと、どうしても後からツンとした匂いが残るので洗剤の使用をおすすめします。
水洗いしたら各パーツをよく乾かして、組上げる前に清潔な布きんやペーパータオルで水気を完全にふきとってくださいね。
このコーヒーミルはパーツが少ないので、組み立てるときも迷うことはないでしょう。

持ち運べるコンパクトさ

このコーヒーミルのサイズは、
重さ:250g
サイズ:5cm × 13.5cm
と片手に収まるサイズとなっています。
取り外したハンドルは黒いゴムの部分に挟まるようになるため、非常にコンパクトです。
持ち運びが苦にならない大きさなので、ちょっとしたキャンプやバーベキューなどの野外でコーヒーを楽しむことも可能になりますね。
僕は離れて暮らす家族や友人・知人の家に行く時に、このコーヒーミルと、お気に入りの豆と、コーヒースケールを持っていきコーヒーを振舞っています。
自分の淹れたコーヒーをおいしく飲んでもらうというのも、いいものですよ。
この点に注意!
軽量コンパクト、分解清掃・水洗いも可能で使いやすいコーヒーミルですが、これまで使ってきて何点か気になる点もありますので共有いたします。
豆の量は20gまで
コーヒーカップ1杯120ml〜150mlで使用する豆の量はおよそ10〜12gとなります。
なので、コーヒーカップ2杯分までであれば、なんの問題もありません。
しかしマグカップで2人分とか、3人以上集まった時とかは、何回かに分けて豆を挽かなくてはなりません。
20g挽くのに1〜2分の時間がかかるので、ちょっと手間に感じてしまいます。
このミニの他に30gの豆が入る無印ポーレックスコーヒーミルという製品もあります。
持ち運べるコンパクトさのメリットを優先しない場合はこちらの無印ポーレックスの方を選びましょう。
浅煎りの豆は力がいります!
これはデメリットという訳ではないですが、浅煎りの豆は硬いのでけっこうハンドルを回すのに力が要ります。
握力が弱い女性の方などは、浅煎り豆を挽く時は本体を掴んだ手をお腹に惹きつけるようにして固定してハンドルを回すと力が入ります。
優雅にカリカリとはできないので、人前で浅煎り豆を挽く時は注意しましょう😁
まとめ

総じて欠点のないコーヒーミルです。
コーヒーの粒度もバラバラというほどでもなく、しっかりとおいしいコーヒーを淹れることができます。
こうした手挽きミルというのは、コーヒーの世界をまた違う角度から見せてくれるような気がします。
最近よく聞く「丁寧なくらし」「シンプルライフ」といった暮らし方と親和性があるのかな。
忙しい毎日だけど、たまにはのんびりと手挽きで淹れたコーヒーでゆっくりと流れる時間を楽しむ余裕を持ちたいものですね。
今回はここまで。
それでは、よきコーヒーライフを!
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