どうも!@ichitaroです。
新鮮でおいしいコーヒー飲んでますか?
この投稿は北海道恵庭市からスペシャルティコーヒーを届けてくれる珈琲きゃろっとさんから取り寄せたエチオピア・イルガチェフェG-1ウオッシュドというコーヒー豆のレビュー記事になります。
僕は酸味と甘味のバランスが取れたコーヒーが好きなのですが、数ある産地のなかでも、エチオピアのイルガチェフェが一番好みにあっていると兼ねてからヒイキにしていました。
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今回きゃろっとさんから届いたこのイルガチェフェ-G1ウオッシュドですが、同じ産地で精製方法が違うイルガチェフェ-G1ナチュラルを前の月に飲んでいて、大変おいしかったので、このウオッシュドとの違いが知りたく注文しました。
エチオピア イルガチェフェG1 ナチュラルの記事はこちら
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同じ産地の豆で、ナチュラルとウオッシュドでどのくらい味に違いがあるのか。
皆さんがコーヒーの通販とおいしいコーヒー豆を選ぶ際の参考にしてください。
エチオピア・イルガチェフェG1ウオッシュドとはどんなコーヒーなのか?
エチオピアはアラビカ種の原産地ということで、コーヒー発祥の地として知られています。
その中でもイルガチェフェやシダモ、ハラーといった地域はよく聞いたことがある地名です。
場所をgoogle mapで確認してみました。
この地域で取れたコーヒー豆のことを総じて「イルガチェフェ」と呼ぶそうです。
その後についている「G1」というのはエチオピア豆の格付けを意味しています。
ちなみに「G2」は4〜12個、「G3」は13〜27個、「G4」は28〜45個、「G5」は46〜90個という基準が設けられています。
次にウオッシュドですが、コーヒー豆を採取したあとの精製法を表していて、ウオッシュドというのはコーヒーチェリーを採取後、フローターという水槽に浸して完熟して沈んだ豆だけをパルパーという果肉除去機で処理します。
パルパーで果肉を削ぎ取られたあとは発酵槽に一晩漬けて発酵させることで、ミューシレージという豆についたヌルヌルを除去します。
そして、水洗い(ウオッシュド)した後は天日乾燥、もしくは機械乾燥をします。
最後に脱穀機でパーチメントと呼ばれる内果皮を取ることで生豆となります。
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水洗いをするために水資源の豊富な生産地で採用される精製方法ということで、エチオピアではあまり使われない方法のようですが、最近はアフリカの各国でもウオッシュドの豆を見かけることがありますね。
味の特徴は?
エチオピアのコーヒーは「モカ」という呼称で世界中で愛飲されています。
モカ香という特徴のある香りと味に人気があるイルガチェフェのコーヒーです。
ウオッシュドで精製された豆は、すっきりと澄んだ味わいで、上品な酸味、ナチュラルに比べるとクリアでシンプルな味になると「極める 愉しむ 珈琲辞典」に説明されていました。
またきゃろっとさんの説明では以下のようなキャラクターのコーヒー豆ということです。
この銘柄は、とにかくクリーンカップが素晴らしいです。
マンダリンオレンジやレモンを連想させるエチオピア独特の素晴らしいシトラスレーバー。後味もさわやかな酸味とシロップのような甘みが長く続きます。花のようなアロマもあり、香味抜群のコーヒーです!
珈琲きゃろっと
飲んでみた!
抽出方法はきゃろっとさんがオススメするネルフィルターでの「きゃろっと式究極編」で落としてみました。
抽出レシピは次の通り。
- 豆の量 : 23g(中細挽き)
- お湯の量 : 225ml(87℃)
- 注ぎ時間 : 150sec以内
- 抽出方法 : きゃろっと式究極編(100ml抽出+125mlたし湯)
- ドリッパー : cotton100% ネルフィルター
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飲んだ感想はというと…
同じイルガチェフェG1のナチュラルは袋を開けたときから香りがものすごかったけど、こちらは香りにそれほど特徴があるわけではありません。
@ichitaro
軽い苦味がありますが、すぐに酸味が顔を出し、遅れて甘みが通り抜けます。
酸味が主のコーヒーですが、カップに口を近づけるとうっすらとモカ特有の香りを感じることができますね。
後味には渋みのあるクリーミーさが残る感じです。
■エチオピア・イルガチェフェG1ウオッシュドの個人的備忘録
- 苦味:★★☆☆☆(飲んだ時と後味に苦味がある)
- 酸味:★★★★☆(ドライフルーツをイメージする全体を作っている味)
- 甘み:★★☆☆☆(ナチュラルほど甘みを感じない)
- 渋み:★☆☆☆☆(アフターに少し渋みが残る)
- 風味:★★★★☆(モカらしくスッキリでクリーン)
- コク:★★★☆☆(濃いめに淹れるとしっかりコクも感じる)
- 香り:★★★☆☆(それほど強くは香らないのが残念)
- 後味:★★★☆☆(渋みが少し残る)
- 総合:★★★☆☆(おいしいけど、ナチュラルの方が好み)
珈琲きゃろっとさんのオンラインストアはこちらから
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それでは、よいコーヒーライフを!
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