どうも!@ichitaroです。
このエントリーは、ブルーボトルコーヒー新宿店で購入したコーヒー豆 ベラ・ドノヴァン の紹介です。
コーヒーチェーン店というとおなじみのスターバックスや、どこの駅に行っても目にすることができるドトールなどを利用する方も多いと思います。
しかし最近は一杯ずつハンドドリップで抽出して提供する形態の外国チェーンの店舗が東京界隈には増えてきていますね。
その中でも特に話題性を集めているのがブルーボトルコーヒー。
コーヒー界のAppleと比喩される店内はとてもシンプルで、提供されるコーヒーは酸味に特徴のあるサードウェーブ系のシングルオリジンコーヒーが売りとなっています。
ブルーボトルコーヒー オリジナルブレンド ベラ・ドノヴァンとは?
そんなブルーボトルコーヒーのコーヒー豆の中から、今回はオリジナルブレンドのBella Donovan(ベラ・ドノヴァン)を店頭にて購入しました。
早速開封して豆を観察です。
きれいな焼き上がりで中煎りよりはやや浅め、ミディアムローストぐらいなのかな?
ブレンドなので種類の違う豆が数種類入っているようです。どれもシワが伸びてふっくらとしていて香ばしい、いい香りがします。
袋の裏には「ORIGIN エチオピア、インドネシア、他」となっています。エチオピアと言えばモカ系の香りと酸味、そしてインドネシアと言えばマンデリンの苦味と風味が合わさってどんなハーモニーを見せてくれるのか、期待が膨らみます。
僕が今回購入したのは焙煎してから4日目のロットでした。
焙煎したてが美味しいという方もいますが、個人的には焙煎してから1週間〜2週間くらいしてからの方が、ガスが程よく抜けて飲みやすくなると思うので、買ってからすぐ飲むにはちょうどよい日数で購入できました。
賞味期限は「焙煎日より14日」となっていますので、極力早めに飲みきった方が美味しいく味わえます。
もし、飲みきれないような時は、なるべく早い時期に冷凍保存してしまうのがいいでしょう。
ペーパードリップで抽出
さて、初めて飲む豆となりますので、まずは慣れたペーパードリップで抽出してみます。
手持ちのペーパードリッパーは昔から家にあるカリタの台形3つ穴とハリオのV60です。最近はスッキリと飲みたい時はV60で淹れることがほとんどです。
抽出のレシピは以下の通り。
- 豆の量 : 20g
- お湯の量 : 300ml(85-90℃)
- 注ぎ時間 : 120sec以内
- 抽出方法 : キャロット式(150ml抽出後、150mlたし湯する)
- ドリッパー : HARIO V60
味の再現性を高くするには、淹れるたびに抽出レシピをメモしておき、おいしく淹れられた時のレシピを真似すれば同じような味に近づけることができます。
豆の量、お湯の量、お湯の温度、抽出時間など、できるだけ各パラメータを測る癖をつけています。(メモはなかなかできないので、このブログがメモ代わりということになるかな。)
そのためにハリオのドリップスケールも買いました。
豆の量を測るには必要なスケールですが、これにストップウォッチがついているので、蒸らし30秒や2分以内に注ぎ終わる、などといった時に手元の表示を見るだけでよいので、あると便利なアイテムですね。
カップに注ぐ至福の時
抽出が終わりましたら、飲みたい場所に移動してカップにコーヒーを注ぎます。
僕は一回で300mlを抽出しているので、普通のコーヒーカップだと2杯分の量になります。一杯分を抽出するよりも2杯分抽出した方が味が安定するような気がして、この方法に落ち着いています。
突然妻に「ちょっと頂戴」と言われたときも即対応可能な抽出量となっています。笑
最近のお気に入りはこのbodum PAVINAというカップ。
カップというより透明なのでグラスと言うのかもしれないけど、コーヒー用なのでカップと呼んでます。特にこだわりがあるわけではありません。
Amazonのセールの時に何気に見つけて、勢いでポチったものですが、ダブルウォールグラスといってガラスが2重になっていて少しの保温ができるようです。
またグラスの底に疎水性のシリコンベントがついていて、外気圧と中間層の空気の圧力を一定に保つ役割を果たしていて、さらにテーブルに置いた時の滑り止めとしても機能しています。
何気に凝った作りのことカップ、淹れたコーヒーの色が楽しめるということと、何より飲み口の口当たりのやわらかさがいいことがオススメしたいポイントです。
bodum PAVINAの紹介記事はこちら
ベラ・ドノヴァンのお味の方は・・・
やっとコーヒーを飲むところまでたどり着きました。
自宅で自分でコーヒーを淹れて飲むというのは、コンビニコーヒーや缶(最近はペットボトルも)コーヒーに人気が集まる世の中では少数派なのかもしれないけど、一度この味とこの手間をかけることに楽しみを見つけちゃうとやめられなくなっちゃいますね。
この色、いいよねぇ~笑
エチオピアの香りと酸味、マンデリンの苦味とコクがどうやって合わさるのかと期待していたのですが、1杯目の今回は、自分好みの味ではありませんでした。
個性がうまく噛み合っていないという感じがして、マンデリンの土っぽい独特の舌に残るフレーバーとエチオピアの華やかな酸味が、僕の口の中ではうまいこと混じり合ってくれず、期待していたほどの味を出すことができませんでした。
コーヒーの味は、焙煎してからの日数や飲む前に食べたもの、さらに抽出レシピのパラメータが少し変わっただけでもガラっと変わることがあります。
なので次は抽出方法を変えてこのベラ・ドノヴァンを味わいつくそうと思います。
手持ちの豆とブレンドしてみた
僕は美味しければ酸味・苦味にこだわらないのだけれど、どちらかというと酸味に特徴があり、甘みがしっかりと感じられるコーヒーが好きです。
今回のベラ・ドノヴァンに、もう少し酸味が強く出せると美味しくなるのではと思い、手元にある手網焙煎したエチオピア イルガチェフェG1 ナチュラルの豆があったので、これをさらにブレンドしてみました。
具体的にはイルガチェフェ : ベラ・ドノヴァン 1 : 1
これがドンピシャ!
柑橘系の酸味が口の中に広がって消えていく中に大地を感じさせる苦味とコクが乗っかっていて、なかなかの自分好みの1杯に仕上がりました。
こんな感じで自分の好きな味を探すのは楽しいですね。
次はどんな美味しいコーヒーが待っているのかと思うとワクワクしてきます。
それでは、よいコーヒーライフを!
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