どうも!@ichitaroです。
皆さんはペーパードリップでコーヒーを淹れるときのコーヒー豆(粉)の量って、何グラムくらい使うか決めていますか?
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目分量でだいたいこれくらいとしている人も多いのではと思います。
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でもしっかり計って淹れると、同じコーヒーでももっとおいしく飲むことが出来るかもしれませんよ。
このエントリーでは、1杯のコーヒーを淹れる時に、何グラムのコーヒー豆を使うとおいしく淹れることができるのか、について調べてみました。
みなさんがコーヒーを飲む時の参考にしてみてください。
当サイトの推奨値

コーヒー豆の量について検索して訪問してくれたアナタ。
早く、おいしいコーヒーが飲みたいですよね。
とりあえず、この表の数字を目安にコーヒーを淹れてみてください。
ローストレベル | 1杯(150ml) | 2杯(300ml) | 3杯(450ml) |
ミディアム・ハイ | 15g | 25g | 35g |
シティ | 20g | 30g | 40g |
フルシティ | 22g | 32g | 42g |
フレンチ・イタリアン | 25g | 35g | 45g |
当サイトは堀口珈琲さんの推奨値に準じてコーヒー豆の量を調整しています。
ドリッパー各社の推奨値は?

レギュラーコーヒーを淹れる時に、日本で一番多くの人が使用しているのがペーパードリップという方法です。
スーパーやコンビニでも台形や三角形の紙フィルターは普通に売られていますよね。
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このペーパードリップ式の抽出器具であるドリッパーには、いくつもの会社が参入していますが、だいたいメリタ、カリタ、ハリオ、コーノの4社が大半を占めています。
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ですので、ドリッパーを買った時についてくる説明書に書いてある豆の量を参考にしている人も多いんじゃないのかな?
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このドリッパー4社の1杯あたりの推奨値は以下の通りでした。
メーカー | 豆の量 | お湯の量 |
メリタ | 8g | 120ml |
カリタ | 10g | 120ml |
ハリオ | 12g | 130ml |
コーノ | 12g | 120ml |
最初はこの数値を基準にして、薄いと感じるなら豆の量を多くして、濃ければ減らしてと、自分好みの適量を見つけるといいと思います。
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でも、1杯120mlって、ちょっと少ないと思ってしまいます。
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ですので、マグカップなどで飲む時は、だいたいこの2倍くらいの量になるので、その場合は単純に豆の量を倍にするのではなく、8掛けくらいで調整するとちょうどよいようです。
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例えばカリタ式で240mlを抽出したい場合、豆の量は18gが適量となります。
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しかし、この数値も目安であって、コーヒー豆の種類や焙煎度合いで、おいしい豆の量も変わってくるのがコーヒーの抽出の難しいところですね。
有名コーヒーチェーンの推奨値
さらに参考情報として、次は日本全国にたくさんの店舗を構えるコーヒーチェーン店の推奨値を見ていきましょう。
これらの店舗ではそれぞれ企画したコーヒー豆を店頭で買うことができます。
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チェーン店 | 豆の量 | お湯の量 |
スターバックス | 10g | 180ml |
タリーズ | 10g | 150〜200ml |
ドトール(3〜4人前) | 48g | 500ml |
UCC上島珈琲 | 10〜12g | 140ml |
コーヒーチェーン店の推奨値は以下の通り。
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コーヒーチェーンではセカンドウェーブ系のスターバックスとタリーズが豆の量に対してお湯の量が多いことが分かります。
アメリカンはやはり薄め推奨なのでしょうか。
スタバのコーヒー濃くて苦いと感じてたけど、
実際は豆の量からすると薄いとはビックリ!
堀口珈琲の場合
ところで皆さん、それなりに高い値段のコーヒーだとケチって豆の量を少なくしていませんか?
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僕はスペシャルティコーヒーを買いだした当初は、なんとなくもったいなく思い、豆の量をケチって淹れていた時期がありました。
でもそれ、逆なんです!
お湯の量に対して豆の量が少なすぎると、溶け出す成分が足りないことから、飲んでも特徴のない、気の抜けたような味のコーヒーになってしまいます。
いいコーヒー豆こそケチらずに、量よりも質、つまり味を求めた方が幸せになれますね。笑
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そのことに気づいて、一番参考にしたのは堀口珈琲でした。
何が参考になったかというと、ローストレベルで豆の量が変わることです。
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1杯150ml抽出する場合の豆の量の目安(堀口珈琲さんの冊子より引用)
ローストレベル | 豆の使用量 | 抽出時間 |
ミディアム・ハイ | 15g | 約2分 |
シティ | 20g | 約2分半 |
フルシティ | 22g | 約3分 |
フレンチ・イタリアン | 25g | 約3分半 |
実際フルシティの豆を飲む時に推奨量通りに淹れてみた所、少なく(15g)淹れてた時に感じなかった甘みやコクをしっかりと味わうことができ、豆の量の大事さを再認識したのでした。
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それ以来、豆の量はケチらずに、たっぷりと濃いめに淹れるようにしています。
どうせ飲むならおいしい方がいいよね。
杯数を飲むより、1杯の旨さを追求したいね。笑
@ichitaro
余談ですが、その時に飲んだ堀口珈琲のコーヒー豆のレビュー記事はこちら
まとめ
コーヒー1杯のおおよその豆の量とお湯の量は、
- 豆の量:10g
- お湯の量:130g
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この当たりを目安にして、自分の好きな濃さに調整していくと良さそうです。
また2人前、3人前と杯数を多くする時は1杯プラスするごとに
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- 豆の量:プラス8〜10g
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とするとハズレは少なそうです。
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また、ローストレベルが深くなるごとに豆の量を多くするということも意識すると、よりおいしいコーヒーが楽しめます。
今回はここまで。
それでは、よいコーヒーライフを!
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