どうも!@ichitaroです。
このエントリーはやなか珈琲で購入したコーヒー豆 サントスデカフェ/ブラジル のレビューポストです。
やなか珈琲さんは生豆を店頭に並べてディスプレイしていて、好きな豆を好みの焙煎度合いで、その場で焙煎してくれるという店舗です。
煎りたての豆は注文してから10分ほどで焼き上がり、クラフトパックに入れて手渡してもらえます。
焙煎度合いは店舗のオススメも表示してあるので、特に指定がない限りはそのままオススメで頼めば、その豆に一番あった焼き加減で仕上げてくれます。
今回はデカフェの豆を購入してみました。
皆さんがコーヒー豆を選ばれる際の参考としてください。
やなか珈琲 サントスデカフェ/ブラジルとは?
今回はそのうち試してみようと思っていた「デカフェ」の豆を購入しました。「デカフェ」の豆はエチオピアとブラジルの2種類が選べましたが、今回はブラジル・サントスの豆をチョイスしました。
僕は普段はコーヒーに含まれるカフェインの効能を期待して飲んでいます。
しかし今回「デカフェ」のコーヒーを選んだのは、最近高校生の子どもがコーヒーを飲んでたいと言うことが多くなり、それ自体は歓迎すべき事なのですが、夜などは流石に睡眠の質のことを考えると、どうしたものかと。
ということで、「デカフェ」のコーヒーを試してみようということになりました。
カフェインの効能とは?
コーヒーの健康への影響を語る時にでてくるキーワードとして、クロロゲン酸とカフェインが代表的な物質です。
クロロゲン酸はまたの機会にまとめるとして、カフェインは身体に対してどのような働きをするのでしょうか。
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コーヒー1杯(150ml)には、およそ60mgのカフェインが含まれるそうです。
これは種類や焙煎度によって多少増減することがあります。
大人は300mg/日が摂取の上限と言われています。
一般的には深煎りのコーヒーより浅煎りのコーヒーの方がカフェインを多く含んでいるようです。
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カフェインの主な効能は以下の通りです。
- 覚醒作用
- 血管拡張作用
- 交感神経刺激(基礎代謝促進)
- 胃酸分泌促進作用
- 利尿作用
僕は普段から嗜好品として主に食後にコーヒーを飲む習慣があります。
これは胃酸分泌促進作用があることを知っていたわけではないのですが、経験から身体が欲していたんだと、この記事を書きながら思いました。
また筋トレをはじめてから実感していることですが、筋トレをする1時間から30分前にコーヒーを飲むことで、筋トレをより集中して行なうことができると感じています。
これはコーヒーの持つ覚醒作用が寄与しているからでしょう。
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また、健康診断の血液検査(主に中性脂肪、コレステロール、肝脂肪)にも変化がありました。
これまで20年近く基準値を超えていたこれらの値が、筋トレと(新鮮な)コーヒーの組み合わせを生活に取り入れたことで、あっという間に基準値内となりました。
もちろんその他の要因もあるかもしれませんが、コーヒーの持つ血管拡張作用や基礎代謝促進(平たく言うとダイエット効果)が少なからず影響したと思っています。
カフェインのデメリットとは?
では今度は逆にカフェインのデメリットを考えてみましょう。
最近はお茶や紅茶などもノンカフェインやデカフェといったウリ文句でペットボトル飲料が売られています。
やはりカフェインの持つ負の側面を気にしている人は実際多くなっているようです。
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カフェインの主なデメリットは以下の通りです。
- 冷え性
- 肩こり
- 胃痛
- 頭痛
- 睡眠障害
- 肌荒れ
- イライラ
- 虚脱感
よく見てみると効能とところで書いたことの裏返しがデメリットとしてあげられるようです。
血管拡張作用の度が過ぎると、冷え性や肩こり頭痛につながります。
また、寝る数時間前にカフェインを多量に摂取すれば睡眠不足や質の低下につながります。
肌荒れやイライラは利尿作用から必要なビタミンやミネラルが体内から余計に流失してしまうことから来ているのかもしれません。
このあたりのことは、飲む時間帯(午前中までにする)とか、飲む量(1日3~4杯までとか)を制限することでコントロールできるような事象ですね。
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ただし妊婦さんは特に注意が必要です。
カフェインのとりすぎは低カリウム血症になる原因の一つになると考えられており、流産や胎児の発育不良の原因となり得る可能性があるため、可能な限り制限することが必要になります。
また成人する前の子どもに関しても、カフェインへの耐性が十分でないことから、少量であってもデメリットにあげたような身体への影響が出るかもしれません。
カフェインの摂取に関しては、周りの大人が正しい知識を仕入れてコントロールして上げる必要があると感じています。
ということで、デカフェの出番です!
コーヒーは日常に溶け込み、飲む機会も多いと思うので、例えば家で飲むコーヒーの何杯かをデカフェにしてカフェインの摂取を調整するというのは、実は健康に過ごすためには必要なことなのかもしれません。
この機会にデカフェのコーヒーをしっかりとチェックしてみました。
さっそく家に帰ってから開封して豆を観察しました。
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見た所目立った欠点豆もなくきれいな焼き色の豆です。
オイルが浮き出ている豆もあり焙煎度合いはフルシティぐらいの中深煎り~深煎りとなっています。
少し煙のかぶった匂いもしますが、ナッツぽい香ばしい香りが部屋中に立ち込めます。
ペーパードリップで抽出
この時は深夜0時近かったので音のうるさい電動ミルは使わずにポーレックスの手挽きミルを使い中細挽きで淹れました。
抽出のレシピは以下の通り。
- 豆の量 : 12g
- お湯の量 : 150ml(85-90℃)
- 注ぎ時間 : 90sec以内
- 抽出方法 : ドリップケトルで細くじっくりと
- ドリッパー : HARIO V60
おとしたコーヒーを覗き込みます。
コーヒーサーバーについた水滴を反射して美味しそうな色が映り込みました。
サントスデカフェのお味は?
深煎りに近いので酸味はほとんど感じませんが、コクとほろ苦さにまろやかなナッツ系の甘みが加わります。
なんのナッツかは具体的に出てきませんが、豆の匂いを感じた時の香ばしさがドリップした後も感じることができました。
せっかくなので一緒に食べたスコーンも紹介しておきます。
新宿駅南口の駅ナカで買ったDemerara Bakeryのマロンスコーンです。
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甘栗のようなマロンとバターたっぷりのスコーンがコーヒーによくあいます。基本的に小麦系の焼き菓子はどんなコーヒーにも合うと思いますが、季節柄か、栗の甘みとコーヒーの苦味がちょうどよく口の中で解けていきます。
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筋トレを習慣とするトレーニー的には深夜の糖質はオススメできませんが、コーヒーの効能と合わせて、チャラということで。笑
まとめ
さて、デカフェのコーヒーを購入したことから、カフェインの効能とデメリットをコーヒー豆のレビューを合わせて調べてみました。
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僕自身も普段短い睡眠時間で生活をしていて、眠いのに途中で目が冷めてしまったりということが割と頻繁にあります。
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これももしかしたら夕食後に飲むコーヒーのカフェインが悪さをしているのかもしれません。
実際このデカフェのコーヒーを飲んだ日の翌朝は、休日だったこともありますが、いつも目覚める時間を超えて睡眠をとることができました。
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しばらくは子どものコーヒーと合わせて、自分自身も夕食後のコーヒーはデカフェに切り替えて見ようかと思います。
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今回の記事はここまで。
それでは、よいコーヒーライフを!
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