どうも!@ichitaroです。
新鮮でおいしいコーヒー飲んでますか?
この投稿は川崎市からスペシャルティコーヒーを届けてくれるMuiさんからのメールを読み、思わずポチってしまったコスタリカ-エル・アルト農地エル・アルト区画・ナチュラルのレビュー記事になります。
今回同じ豆をシティローストとフレンチローストの2種類を購入して飲み比べてみました。
焼き加減を変えることで、どんな違いがあったのでしょうか?
コスタリカ-エル・アルト農地エル・アルト区画・ナチュラルとはどんなコーヒーなのか?
今回このコスタリカ・エル・アルト農地のコーヒーを飲んでみたいと思ったのは、少し前に堀口珈琲上原店で勧めてもらったコスタリカ【ロス・クレストネス】エル・アルト シティーローストがとてもおいしかったから、同じ農地で「お試し」で作ったというナチュラル精製の珈琲を是非飲んでみたいと思ったからです。
その時のレビュー記事はこちら▼
堀口珈琲のエル・アルトはウオッシュトでしたがこちらはナチュラル。
コーヒーチェリーを水洗いしながら果肉を落として乾燥させるのがウオッシュト。果肉を残したまま天日干しして乾かしていくのがナチュラル。
僕は香りがより感じられるナチュラルのコーヒーが大好きなのです。
Muiさんのページでは次のように説明されていました。
ほのかなミルクチョコレート感
素晴らしい作り手が集中するコスタリカの中でも特に人気のエル・アルト。
Muiさんのサイトから引用
テスト的にナチュラル精製のコーヒーを作ってもらいました。
欠点豆の混入や発酵臭が出やすい等、きっちりとした管理をしないと
問題が出やすい精製方法ですが、さすがの高品質に仕上げてくれました。
香りはほのかにフルーティで、さくらんぼや木いちごのような赤い果物のイメージ。
軽く熟したくらいの印象でさらっとした甘みも感じます。
かすかにナッツの香ばしさもありほど良くコクもあるコーヒーです。
パナマのナチュラル精製の名手カフェ・コトワが手がける
ダンカン農地のナチュラルにも通じる完成度の高さ
飲んでみた!
シティロースト

シティローストの豆はつやつや、ふっくらとした如何にもおいしそうな豆でした。
早速ペーパードリップで淹れて飲んでみました。
抽出方法は以前いただいたMuiさんの冊子を参考におすすめの抽出レシピにしたがって淹れてみました。
- 豆の量 : 17g(中細挽き)
- お湯の量 : 160ml(95℃)
- 注ぎ時間 : 180sec
- 抽出方法 : Muiさんおすすめ深煎り1杯
- ドリッパー : Hario v60
お味の方は・・・
酸味はそれほど強くなく風味の良いコーヒー。
@ichitaro
味わいは深く、沢山の味を含み、それらが混ざり合ってこの風味を作り出している、そんなイメージのコーヒーだ。
フレンチローストと比べて温度の高い時よりも低くなってからの方が、より良い特性を感じることができる。
ナチュラルといってもエチオピアのコーヒーのような華やかな香りが強くはなく、甘さとナッツのような香ばしさがあるフレーバー。
アフターがしつこくなくとてもおいしいコーヒー。
フレンチロースト

さて、お次はフレンチロースト。
シティローストより若干黒みがかった感じですが、こちらも焦げるというわけではなく、じっくりと火が通ったのだろうという感じの佇まいをみせています。笑
両方の豆を交互に香りを嗅ぐと、シティローストのほうが華やか果実感を感じられる香りがします。
フレンチの方は、深煎り特有の香ばしい香りが強くなっていますね。なのでナチュラルの特徴であるコーヒーの果肉を残すことで残る香りが薄まっているように感じます。
香りに関してはシティローストの方が好みかな😁
フレンチローストの抽出レシピは以下の通り。
- 豆の量 : 20g(中細挽き)
- お湯の量 : 160ml(95℃)
- 注ぎ時間 : 180sec
- 抽出方法 : Muiさんおすすめ深煎り1杯
- ドリッパー : Hario v60
では、お味の方はというと・・・
さすがに同じ豆なので、感じる方向性は一緒。
あたりまえか、笑
並べて飲み比べてみたけど、思ったほど違いがあるわけではなかった。
酸味はシティの方がよりフルーティで、フレンチは酸味が弱くなり苦味が前に出てくる。
フレンチの方は、冷めてくるとより甘味を感じられるので、どちらも捨てがたい。
フレンチは寒い日に外から帰ってきた時に飲みたい味。
まさに、ホッとできるコーヒー。
@ichitaro
まとめ
同じ豆を焼き方違いで購入して飲み比べてみました。
ナチュラル精製のコーヒーということで飲んでみましたが、思ったほど香りに主張があるわけではありませんでした。
飲み終わる時に、落ち着くというか、ホッとするというか、これは以前もMuiさんのコーヒーを飲んだ時に感じた感覚。
豆の種類が違っても、同じ感覚を持てるコーヒーを焙煎できるということなのか?
また一つ、いい勉強ができました。
個人的にはシティローストの方が好みでした。
■シティローストの個人的備忘録
- 苦味:★★☆☆☆(ほどよい苦味)
- 酸味:★★★☆☆(フルーティな酸味)
- 甘み:★★☆☆☆(それほど甘味が残らない)
- 渋み:☆☆☆☆☆(クリアで渋みは感じない)
- 風味:★★★★☆(複雑でおいしい)
- コク:★★★☆☆(まろやかなコク)
- 香り:★★★☆☆(それほど主張してこない)
- 後味:★★★☆☆(わずかに甘みが残る)
- 総合:★★★☆☆(とてもバランスが良くおいしいコーヒー)
■フレンチローストの個人的備忘録
- 苦味:★★★☆☆(苦味が主張してくる)
- 酸味:★☆☆☆☆(わずかに残っている感じ)
- 甘み:★★★☆☆(シティより甘味がでる)
- 渋み:★☆☆☆☆(やや渋みを感じる)
- 風味:★★★★☆(複雑でおいしい)
- コク:★★★★☆(コクもシティより感じる)
- 香り:★★☆☆☆(深煎り特有の香りが入る)
- 後味:★★☆☆☆(やや濃ゆいと苦味が残る)
- 総合:★★★☆☆(寒い日に飲みたい)
今回はここまで。
それでは、よいコーヒーライフを!
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