どうも!@ichitaroです。
皆さんはペーパードリップでコーヒーを淹れるときの抽出時間を調整していますか?
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蒸らしに30秒かける。
というのは様々な説明書に書かれているので実践している人も多いと思いますが、お湯を注いてから目的の分量まで落としきるまでの時間まできっちりと計っている人はそれほどいないと推察します。
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でもしっかり時間を計って淹れると、同じコーヒーでももっとおいしく飲むことが出来るかもしれませんよ。
このエントリーでは、1杯のコーヒーを淹れる時に、何分くらいで淹れるとおいしくなるのか、について調べてみました。
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みなさんがコーヒーを飲む時の参考にしてみてください。
ドリッパーの種類でも変わります
抽出時間は使うドリッパーに左右されることもありますので、自分がよく使うドリッパーではどの程度の時間をかけるのが良いのか試行錯誤することになります。
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抽出時間が早いのは、コーノ式やハリオ式の円錐型トリッパーです。
これらは透過型(とうかがた)とも呼ばれます。
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反対に抽出時間をドリッパーに依存することになるのが、カリタ式やメリタ式の台形型です。
こちらは浸漬型(しんしがた)と呼ばれています。
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抽出時間が長いと味的には濃くなるため、コーヒーのコクが出そうなものですが、合わせて渋みやえぐ味などのおいしくない成分も出てきてしまいます。
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バランスが難しいところですね。
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ドリッパーメーカーの推奨の淹れ方にも抽出時間については具体的な言及はないようです。でも何か目安がないとどのくらいのスピードでお湯を落とせばいいのか分かりません。
堀口珈琲さんの推奨値
この抽出時間に関しては、堀口珈琲さんがローストレベルごとに推奨値を提示してくれているので参考になります。
1杯150ml抽出する場合の抽出時間の目安(堀口珈琲さんの冊子より引用)
ローストレベル | 抽出時間 |
ミディアム/ハイ | 約2分 |
シティ | 約2分半 |
フルシティ | 約3分 |
フレンチ/イタリアン | 約3分半 |
焙煎が深くなるごとに抽出時間を長くするのがポイントですね。
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僕は堀口珈琲の深煎り豆でコーヒーを入れた時、推奨値と、早く落とした場合で飲み比べをして、身を持って違い体験しました。
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この時は、推奨値で淹れたほうがあきらかにおいしかった!
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皆さんも飲み比べて見ると実感できると思います。
自家焙煎コーヒーショップの推奨値
堀口珈琲以外にも参考になりそうな情報を集めてみました。
店名 | 抽出時間 |
Mui | 中煎り/約2分半、深煎り/約3分 |
常磐珈琲焙煎所 | 蒸らし30秒、時間指定なし |
カフェ・バッハ | 2分45秒 |
ヒロ・コーヒー | 1分40秒 |
ARiSE COFFEE ENTANGLE | 1分強 |
LIGHT UP COFFEE | 蒸らし30秒+1分半 |
あぶり珈琲 | 4分 |
HIBI COFFEE | 1分10秒 |
各店それぞれに時間が違います。
抽出にはこれ以外のパラメータとして、豆の量や豆の挽き方、お湯の温度などもありますので、一概に何分がいいとは言えないのですが、長くても3分〜4分以内というの共通しています。
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あとは自分の使っているケトルが、お湯を細くも太くも調整がうまく出来るかというモノとテクニックの話になってきます。
ウチカフェといえども抽出の訓練が必要になってくる領域となってきますね。
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僕は浅〜中煎りの豆を飲むことが多く短い時間で落としたい時はハリオのドリッパーを使うことが多いです。
注ぐ速さや量のコントロールがしやすいですよ。
でも、カリタウェーブも気になってます。笑
まとめ
抽出時間はその豆のもっている苦味や酸味をどの程度抽出するかという部分にダイレクトに関わってきます。
時間を掛けすぎると雑味やえぐ味といったマイナスな要素が加わってしまいますので、必要最小限においしい成分を出し切ることを心がけましょう。
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自分のケトルとドリッパーに最適な抽出時間を見つけて、おいしいコーヒーを楽しんでください。
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今回はここまで。
それでは、よいコーヒーライフを!
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